イタリア語の歌【r】を巻き舌にする時、しない時

 

イタリア歌曲、イタリアオペラアリアなどは

当たり前ですがイタリア語です。(笑)

 

イタリア語といえば、

 

「なんでもかんでも巻き舌にしちゃえ!」

 

と思ってる人が時々います。

 

 

実は私も高校生の時は、そう思っていました。(^^;)

 

 

だって声楽の先生からも、何も注意されなかったもん。汗

 

それに、高校の音楽の授業では

「カーロ ミオ ベンの ロ は巻き舌で歌いなさい」

と教わったもん。汗、汗

 

 

イタリア語の【r】は、なんでもかんでも巻き舌にしない

というのは、音楽大学の先生から初めて教えていただきました。

 

今思うと衝撃的だけど・・・

 

 

 

 

で、巻き舌する時としない時はどう区別するのか?というお話を。

 

先日のレッスンでも生徒さんにお伝えしたばかりです。

 

 

まず、巻き舌する時は、

 

・【r】が子音と並んでいる時

 

 例えば、aprire, sorte など。

 

 

・【r】が単語の最初にある時

 

 例えば、rendere, rosa など。

 

 

・【r】が単語の最後にある時

 

 例えば、cor, amor など。

 

 

 

そして、巻き舌にしない時は、

 

・【r】が母音で挟まれている時

 

 例えば、core, amore など。

 

 

なので、

イタリア歌曲の Caro mio ben は巻き舌にしませんよ~。

 

私は高校生の頃、得意気に巻き舌してたけどね。

(巻き舌、得意なんです)

 

 

もしあなたも【r】全部を巻き舌にしていたら、参考にしてくださいね。

 

 

よく、

「巻き舌できません!!」

という方から、

 

「どうやったらできるの?」

と質問されます。

 

 

だけど、どうやったらできるのか上手く説明できないんです。

 

私は何も考えずに、はじめからできてしまっていたから。

 

 

いろいろ考えて、なんとか解説している記事がこちらです。

  ↓   ↓

 イタリア語の【r】の巻き舌、そもそも《巻く》のか?

 

よかったらお読みくださいませ~。