イタリア語の【r】は巻き舌にすることがあります。
(たまに【r】は全て巻き舌だと思ってる人がいますが、違いますよ~)
ちなみに、英語の巻き舌とは違います。
「巻き舌、できないです」
という生徒さんは、わりといらっしゃいます。
よく、
「どうやったら巻き舌ができるんですか?」
と質問されます。
実は私、この質問に答えるのが一番ムズカシイかも・・・
私は何も考えずに、はじめから巻き舌ができてしまいました。
だから本当のところ、どうやったらできるのか分からないんです。(笑)
「なんか分からないけど、できる・・・かな?」
という無責任な答えが、いちばんしっくりくる感じ。
だけど、
「どうやったら巻き舌ができるんですか?」
という質問が多いので、自分の口の中をいろいろ観察してみました。
それで気づいたことがあります。
「イタリア語の巻き舌って「巻く」という要素がないのではないか?
どちらかというと、舌の先を
《震わせる》《振動させる》のが正しくない?」
って。
だから、巻き舌ができない方は、
舌の先を巻こうとして固まってしまうのかもしれません。
巻き舌が出来なかった生徒さんも、
レッスンを重ねていくとできるようになる方が多いです。
何かのはずみに(?)、ブルルっと突然できたりします。
「今、どうしたらできたんですか?」
とたずねると、
「え~、なんでだろう? なんかできました」
とのお答え。(笑)
ですよね~?
なんかできますよね~?
なんででしょうね~?
舌のチカラを抜けばできるってもんでもないしなぁ・・・
とにかく、《巻く》という要素は忘れたほうがいいかもしれません。
《巻き舌》じゃなくて《震え舌》と思ったほうがいいかも、です!
巻き舌が苦手な方は《震え舌》のイメージをぜひお試しくださいな。
レッスンでは、こんなこともあれこれお伝えしています。
ご興味ある方は、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。
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