譜読みの初期段階では、
テンポよりも質のいいブレスを優先させましょう。
この段階では、テンポが崩れてもいいです。
だけど、ブレスでテンポが崩れていいのは、譜読みの初期段階だけです。
いつまでもブレスでテンポが崩れていては曲が仕上がらないから。
コンクールや人前で歌うのなら、なおさらです。
だって聞いてるほうは、ブレスの度に
「よっこいしょ~」
という感じになっちゃうもん。(笑)
できうる限り、
テンポの中でブレスできるように練習しましょうね。
ちゃんと練習して歌い慣れてくると、ブレスが安定します。
生徒さんのレッスンでも、こんなことがありました。
新しい曲。
はじめは、ブレスの場所を多めに決めていました。
不自然にならないように言葉の合間とか。
そうしないとワンフレーズ持たないから。
ですが、何度もレッスンを重ねていくうちに、こうおっしゃったのです。
「先生、ここはブレスしないで一息で歌えます」
なのでノンブレスで歌っていただくことに。
すると、
ブレス多めにしていた時より全然いい!
テンポもスムーズ。
大きなフレーズ感で歌えました。
質のいいブレスはとっても大切。
だけど、それでテンポが崩れるのはいかがなものかな?
ブレスでテンポが崩れていいのは、譜読みの初期段階だけにしましょうね。
声楽レッスン興味ある!という方は、ぜひ体験レッスンにいらしたください!
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