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高い音を出すことを最優先事項にしないでね

 

「高い音をきれいに出せるようになりたいな~」

 

これ、声楽をする人なら誰でも願うことです。

 

コンクールなど、多くの場合、

この「高い音をきれいに出す」ということで評価されたりします。

 

 

だから、とっても大事なことではあるのですが・・・

 

 

声楽初心者の方が、

「高い音を出す」を最優先事項にするのはやめましょう。

 

なぜなら、

その前に優先するべき重要な要素があるから。

 

 

そして、レッスンで高い音だけを訓練しても、

初心者の方はのどに負担がかかってしまうから。

 

 

一つ一つの段階を少しずつ上がっていく。

 

それを積み重ねて、だんだん音域が広がっていく。

 

それが理想だと私は思います。

 

 

 

たまに、生まれつき?高い音が出せる人がいます。

 

その音(声)のクオリティは別として、私はそのタイプでした。

 

高い音は、出るといえば出ていました。

 

 

だけど中間音域は、まるでダメ。

 

スッカスカの声。

 

 

「あなた、高い声は出るのにねぇ~」

 

若い頃の私は、

何人もの先生に、そう言われてきました。(泣)

 

 

だから少しずつ練習を積み重ねて、下の音域を充実させていきました。

 

そうすることで

中間音域と高音域のつながりがスムーズになり、声量もついたのです。

 

 

高い音だけ頑張って出しても、あまりいいことはありません。

 

高い音を出す前に、より優先順位の高いことをやっていきましょう。

 

 

その「より優先順位の高いこと」。

 

私は、少なくとも3つあると思っています。

 

そのうちの2つは、今日の記事を何度か読み直していただけると分かると思いますよ~。

\(^o^)/

 

 

 

声楽にご興味ある方は、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。