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トスティ「Rosa」出だし6つの注意点と最後の音

 

まず最初に。

 

今日の記事は、初心者さん~中級者さんのためのものです。

 

個人差もあります。

 

なので、

これからお伝えすること100%が、あなたに当てはまるとは限りませんので、ご了承くださいね。

 

 

 

とても美しく、魅力的な歌「Rosa(薔薇)」。

 

出だしの歌詞、

 

Una povera rosa è rinserrata

 

 

このワンフレーズの注意点は6つ。

 

1.最初の「U」を日本語の「う」にならないよう、深めで奥行のある母音にしましょう。

 

2.その「U」からの na。「a」で、いきなり解放感いっぱいの「a」にならないように。

 

3.Una po は同じ音3つです。1ミリもズレないように。

 

4.poveraの「p」をこれでもか!というほど弾いて出さない。

 

5.poveraは「v」です。pobera にならないように。

 

6.rosa è rinserrata の「r」は全部、巻き舌で。

 

 

ごく基礎的な主なものとしては、こんな感じ。

 

実際のレッスンでは、もっとあると思いますが。

 

 

 

で、この曲の最後の最後。

 

終わり方が、またいいのよ!

 

 

Fugge l'amor の「mor」の音。

 

楽譜には、基本的には同じ音で書かれています。

 

同時に、

「4度上げて主音にしてOK」

ということにもなっています。

 

 

でも私は、そのまま

 

Fugge l'amor・・・と同じ音で終わるのが好きです。

 

なぜかって?

 

歌の中での問いかけに、ちゃんと答えないまま謎めいて終わるほうがいい

と思うからです。

 

 

ちょっと専門的に言うと、

和声的に主音に解決させない、ということ。

 

歌の内容も解決しない。

音も解決しない。

 

そのほうが、なんかいいような気がするのです。

 

 

これは、ただの私のこだわりポイント。

 

なので4度上げて歌いたい方はどうぞ~。