先日より、「歌が上手く聞こえる8つの要素」のうち
4つだけを公開しています。
1つ目は「音程」。
2つ目は「発音」。
3つ目は「音域」。
そして今日は4つ目「表情」です。
よく、先生から
「歌の内容をもっと表現するのよ。そのためには表情豊かに歌ってごらん」
と言われます。
これ、間違ってないですけど、初心者の方は
くれぐれも「表情」を最優先して歌わないでくださいね。
表情を最優先すると、声楽的な声を邪魔してしまうことがあるから。
例えば、
「楽しい歌だから、にこやかな顔で歌わなきゃ」
と、無理やり笑顔を作ってしまう。
だけど、慣れていないと口の中が狭くなってしまいます。
そうすると当然、母音がつぶれます。
じゃあ、どうすればいいかと言うと、
「笑っても口の中が狭くならなければいい」のです。
そして、笑っても母音がつぶれない場所を確保すればいいのです。
レッスンでは生徒さんの声を聴きながら、その場所を見つけていきます。
あと、声を助けるために「表情」を使うのもやめましょうね。
無駄に頬を上げてみたり、顔をしかめてみたり、とか。(笑)
表情は確かに大切ですが、
くれぐれも、表情を最優先して母音を犠牲にしないようにしましょう!
レッスンでは、生徒さんのレベルや曲に合わせて表情を良くする方法をお伝えしています。
ご興味ある方は、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。
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