生徒さんの中で、時々、素晴らしい方がいらっしゃいます。
「嘘でしょ？」と思うくらい。
高い声が出るとか、豊かな声量があるとか、
そういった技術系のお話ではありません。
とにかく音楽が素晴らしい！！
《 音楽的な感性、感覚 》とも言えるかもしれません。
ほんとうは、言葉や文字で説明するのはすごく難しいのですが、
頑張って書いてみますね。(^^;
たとえば、
音域も広くなく、テンポも速くないという曲があります。
ぜんぜん派手でなはく、
いわゆる「見せ場」もないような曲。
その《 音楽的な感性、感覚 》が素晴らしい方々は、そういう曲を
大げさな表現などの小細工なしに、丁寧に大切に歌われるのです。
「なんかいい感じ～」としか言いようのない
テンポ感とか、間（ま）とか、言葉の入れ方とかをされるのですね～♡
私は伴奏を弾きながら聞いていて、
「嘘でしょ？ 素敵すぎるんだけど！！」
と思ったことが何度もあります。
歌い終わった時に、当然、
「どうやって、そういう間（ま）とか、テンポにしたんですか？」
と質問するんです。
そうすると、
「え～？なんか・・・。
音楽がそうなってるし。
普通に歌ったらそうなりますよね？」
と逆質問されました。(笑)
また別の生徒さんは、練習曲を「歌曲」のように歌われるのです。
「これって、○○な感じがしません？
タイトルつけるとしたら、△△△だな」
と楽しそうにお話しされます。
また当然、
「どうして、そういったことが思い浮かぶんですか？笑」
と質問するんですね。
生徒さんは、
「え？ だって、なんか、
そういう感じしませんか～？」
と楽しそうにまた笑います。
どうやら、こういった方々って、
そういう感覚を生まれ持ってお持ちなのですね。
こんな生徒さんたち、私はうらやましいったらありゃしない！
私はその感覚を「後付け」で学んだから・・・
レッスンで時々、素晴らしすぎる生徒さんの歌を聞くと、
「嘘でしょ？」と思うのです。
もしあなたが、
「私には、そういう感性はないから無理ね」
と思っていたら、それは違います。
さきほども言ったように、
それは「後付け」もできるから！
もしご興味ありましたら、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。
体験レッスンただ一回で、できるようにはならないかもしれませんが、
「なんとなく、こんな感じかな？」
というのは、ぼんやりと分かると思います。
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