この記事は、
「いつか私も、アマチュア向けの声楽コンクールに出たい」
という方のためにお伝えしますね。
「この人、声のことしか考えてないな」
という人の特徴があります。
それは、
ずっと斜め上を向いたまま、一点を見つめ続けて歌っている、
というものです。
この時、顔の表情はほとんど変わっていません。
コンクールでは、声だけでなく
オペラの役柄やアリアが歌われる状況を表現できているか?
も見られます。
それには顔の表情も大切なのに・・・
はい、私も昔はこれでした。
昔のビデオを見ると全部これ。(笑)
お恥ずかしい・・・
(今は違うよ!)
なぜ、このような表情になってしまうのか?
それは、
声の響きのことばかり考えているから、というのが一つあります。
(もう一つあるけど、今日はそれには触れません)

「声の響きを上に、上に・・・」
とか、
「響きを下げないようにしなきゃ」
とか、
「響きを細く出さなきゃ」
とか、
「響きを一点に集めなきゃ」
とか、
考えています。
響きは、もちろん大切なのです!
だけど、それ「だけ」じゃダメだと私は思います。
響き以前にできなきゃいけないこと、
響きと同時にしなきゃいけないこと、
があります。
ずっと斜め上を向いたまま、一点を見つめ続けて歌っている。
もし、あなたにも心当たりがあるのなら、
コンクールの本番までに直しておきましょう!