以前、声楽を学んでいる私の知人が、こんなことを言っていました。
「音楽教室って、『お友達と楽しく歌いましょう』みたいなところが多いのよね。
私は、茶飲み友達を作りたいわけじゃないのよ。歌を勉強したいの」
彼女が声楽レッスンを受け始めたのは、もうずっと前のこと。
当時は、どこの教室に行っても、先生が
「楽しく歌えれば、それでいいでしょ~」
のノリだったそうです。
楽しいだけで、あまり細かいことは注意されなかった・・・と。
今はいい先生に就いて、毎週レッスンに通っています。
毎年の発表会では、オペラのアリアやアンサンブルを原語で暗譜で歌っていますよ~。
それに、コンクールにも挑戦していました。
音楽をする時に「楽しい」ことは、もちろん重要です。
でも「楽しいだけ」って、どうなのかな?
それって、生徒さんのためになるのかな?
ちゃんと「歌(声楽)を勉強したいの」という人は意外と多いのに・・・
その知人も、表面的な楽しさよりも、
「自分が少しずつでも上手になっていくのが楽しい」というタイプです。
声楽に真剣に取り組み、本当に生き生きとしています。
そして彼女を見ていると、私も頑張ろうと思えるのです。
明日から声楽専門レッスンコースの生徒さんの再募集を開始します。
今日お話しした彼女のように、
「自分が少しずつでも上手になっていくのが楽しい」
というタイプの方は、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね!
一緒に少しずつ、上手になっていきましょう。
(^^)v