アマチュアのコンクールや演奏会で、すごく高い音が出てくるオペラアリアを歌う人がいます。
プロ顔負けの方もいて、凄いな~と思うことも多々あり!
だけど逆に、
「あ、この人、高い「音」を瞬間的に出せれば満足なのね(笑)」
という方もチラホラ・・・
たしかにソプラノにとって、高い音が出ることは素晴らしいことです。
なんやかんや言って、高い音が出せることは超重要ですからね。
でも、そういう方の歌を聴いていると、こんなふうに思ってしまいます。
「この人、ふわふわした薄い声で高い「音」を出しても違和感ないのね~」
「言葉を無視して、単独の「音」としてしか考えてないのかな?」
「中間音域や低音域は重要じゃないと思ってるでしょ?」
先ほども言ったように、高い音は超重要です。
ですが私は、高い「音」を出すだけではダメだと思います。
その「音」自体のクオリティ、単語の中の一音としての高音、そして中間音域までの充実度があった上での
高い「声」であるべき、だと思っています。
自分が楽しむために好きなように歌いたいのであれば、どんな高い「音」でもいいですけど。
私もどちらかというと、その期間が長かったので・・・(笑)
でも、コンクールで入賞したいとか、演奏会で賞賛されたいというのであれば、
高い「音」ではなく高い「声」で歌ってくださいね。
このニュアンス、伝わればいいなぁ・・・
私のレッスンではもちろん、高い「音」ではなく、高い「声」を出せるように指導いたしますよ~!
だけど高い「声」を歌の中で、きちんと使えるようになるには、ある程度の期間やレッスン回数が必要です。
もちろん、レッスンだけでなく自主練習も必須です。
高い「声」を歌の中で、歌詞の言葉に乗せて歌いたい方は、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。
(来年の1月以降に募集を再開します)
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