8ヶ月ほどのブランクを経て、ここ数日、久々に練習している「フィレンツェの花売り娘」。
今日で最後のお話にしますので、よかったらお付き合いください。(笑)
数日前の練習で一発目に録音した時、出だしの「イ」を聞いたとたん、
「ダメだこりゃ!」
と絶望しました。(T_T)
この曲の冒頭の歌詞をカタカナで書いてみると、
イ ピウ ベイ フィオール コンプラーテ ・・・
です。
(カタカナで書くの、本当は良くないけどね)
この出だしの「イ」が、なんとも、まとまりのない母音になっていました。
・母音の場所が悪い。
・声の密度がやや薄い。
・息のスピード感がない。
という感じ。
悪いところを確認できたら、あとはひたすら、
録音する
↓
それを聞いてチェックする
↓
悪いところを見つけて対策を考える
↓
録音しながら歌ってみる
↓
それを聞いてチェックする
というのを根気よくやるだけです。
たとえば、
母音の場所が悪いから、ちょっと前のほうで歌ってみる。
録音して聞いてみると「前に行き過ぎた」ので、今度は少し奥で歌ってみる。
「それだと少しぼやけるなぁ」と、またほんのちょ~っとだけ前で歌ってみる。
「おー、ここやん!」と、いい場所を見つけたら、それを定着させるために何度も歌う。
出だしのワンフレーズだけで何回歌っただろう?
時間が、なんぼあっても足りんわ!(笑)
この曲は他にもまだまだ、やることいっぱい。
スタッカートのこととか、二重母音のこととか、2オクターブ近くを素早く下降してくる時の音符の輪郭とか・・・
しばらく一人でこっそりと練習します。
当分、この曲を人前で歌う予定はありませんが、大切なレパートリーなので歌い込んでいきたいです。
ここ数日間、私の練習の記事にお付き合いくださって、ありがとうございました。
m(__)m
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