こんにちは。今村です。
モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」。
その中で、小間使いのスザンナちゃんが歌うアリア
『とうとう嬉しい時が来た』
比較的、初歩の段階の人が発表会やコンクールで歌いますよね。
(決して初歩の段階の人向けのアリアではありませんよ~)
通常、ソプラノだったら、
「この曲の最高音は何かな?
おっと、 2点Hだ! こんな高い音、ちゃんと出るかな?」
と、高い音に注目すると思います。
でも、スザンナのアリア 『とうとう嬉しい時が来た』 は、低い音も気にしてみてくださいね。
この曲の最低音は、1点Cのすぐ下のAです。
あなたは、このアリアの低い音、まさか地声で歌ってませんよね?(笑)
「ソプラノでこんな低い音は出しにくいから仕方ないじゃーん」
という理由で地声で歌っているなら、この曲を本番で歌うのはやめましょうね~。
選曲って、そういうもんです。(笑)
ちなみに私はソプラノレッジェーロだけど、1点Cの下のFまで出ます。
なので、Aくらいだったらレッスンで歌ってお聞かせしながら指導できますよ~。
レッスンで一緒に、低い音も充実させていきましょう!