こんにちは。今村です。
ソプラノのアリアの中でも人気の「ドレッタの夢」。
あなたも演奏会やコンクールで、聴いている人がハッとするように美しく歌ってみませんか?
この曲の聴かせどころは、なんといっても後半の
Ah! mio sogno!
Ah! mia vita!
の高い音を長く伸ばすところですよね。
でもただ単に、ここの「高い音」を出せばいいのではありませんね。
声量もそんなに重要ではありませんよ。
このアリアを歌うのであれば、もちろん、このフレーズの高音域が出せるのが大前提。
(このフレーズの最高音は3点C)
その「質」にこだわりましょう。
しっかりと身体で支え、でも余計な力は入れず、適度な息の圧力をかけながら伸びていく声が必要ですよ。
もちろん、すぐに簡単にできるわけではありません。
「音は出るんだけど、固い声になっちゃう」
(→ たぶん首に上向きの余計な力が入っています)
「Ah!の後のフレーズまで息が続かない」
(→ Ah!で息を吐きすぎていませんか?)
「音が下がり気味になってしまう」
(→ 息のスピードが遅いのと、奥が開いてないかも)
など、いろいろ問題が出てくると思います。
ですが、きちんとレッスンを重ねていけば、時間はかかりますが習得できます。
声楽にはどんな要素が必要なのかを意識しながら、レッスンで少しずつ声を作っていきましょう!
いつか、聴いている人が息を飲むような、しなやかな美しい歌が歌えるといいですよね。
6月中に体験レッスンを受けていただいた方にだけに
「8つの要素シート」を差し上げます。
歌が上手く聞こえるためには、この「8つの要素」が必要だよねっていうシートです。
コンクール1位になった生徒さんにも、これを活用していますよ~。
体験レッスンでお渡ししますね!