こんにちは。今村です。
よく、
「歌う時には力を入れないようにしましょう。力はいらないです」
って言われますよね。
たしかに、ガチガチに力を入れては歌えません。
よけいな力はいらないです。
ですが、なんでもかんでも力を抜けばいいってもんでもないですよ!
時々、演奏会やコンクールを聞きに行って思うことがあります。
「そんなに力を抜ききった立ち方で大丈夫かな?」
「顔の力を抜きすぎて、言葉も表情もぼんやりしてるなぁ」
「全身の力を抜きすぎて、息のスピード感がない。だから音程が不安定なんだなぁ」
などなど・・・
声楽でも楽器でも「よけいな力が入らないようにする」、つまり「脱力」って重要です。
ですが「脱力」の前に必要なことはできていますか?
たとえば呼吸を支えること、のどを下げて口の奥を開けること、姿勢を保つこと。
これらはみんな、ある程度の力は必要ですよ。
「脱力しなきゃ!」と思って、
優先順位の高い「必要な力」まで抜いてしまわないようにしましょうね。
先日、ある生徒さんに、これらをA4の紙にまとめたものをお渡ししました。
お家の譜面台に貼って練習しているそうです。
すごい熱心さ!
レッスンでもお伝えしているのですが、紙にして見える化すると分かりやすいみたい。(笑)
どこまでが必要な力で、どれがよけいな力なのかは、
あなたの声を聞かせていただければアドバイスできます。
ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。
コメントをお書きください